2200億円削減は限界―与野党議員が認識
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健康保険組合連合会(健保連)が11月17日に開いた「2008年度全国大会―健保組合存亡の危機突破総決起大会―」では、社会保障費の自然増を毎年2200億円削減する政府の方針が限界に来ているとする意見が国会議員らから相次いだ。自民党厚生労働部会長の後藤茂之衆院議員はあいさつで、「社会保障費の歳出カットは限界に来ていると感じている」と述べた上で、年末の予算編成過程で、他分野での無駄の効率化やたばこ税の引き上げなどによる財源確保策を検討する必要があると訴えた。
後藤氏は、後期高齢者医療制度について「大変な批判があるが、制度を廃止すれば解決する問題ではない」と指摘。公費の投入や年齢のみによる区分、天引き制度の見直しについて、1年をかけて議論する考えを示した。
公明党副代表の坂口力元厚生労働相も、「2200億円の削減はもってのほかだ。何とかやめさせて、それに代わる財源の確保に今年の暮れから着手する必要がある」と強調した。
また、「前期、後期を合わせて、皆さん(健保組合)にご負担いただくのはどこまでにするのか。残りの部分は税で賄わなければならないから、それをどう確保するか話し合いたい。政府はここを決めなければならない。先送りは許されない」と訴えた。
民主党の山田正彦衆院議員は、「よく調べてみると、(後期高齢者医療制度で)国の負担が約6500億円減らされている。毎年2200億円削減の中で、一番思い切って減らしたのが後期高齢者医療の部分だ」と指摘。同党では、社会保障費として逆に毎年1兆9000億円規模の公費を注ぎ込む考えがあるとした。
(2008年11月17日 キャリアブレイン)
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