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就労支援の在り方学ぶ 障害者施設の職員

http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=153050

 障害者の収入増や就労支援を目的に、施設職員を対象にした「スキルアップ研修」(和歌山県障害福祉課主催)が11日、田辺市新庄町のビッグ・ユーで開かれた。施設のジョブコーチ(職場に付き添って手助けをする職員)の役目や障害者、雇用側への支援の在り方を学んだ。参加した職員の一人は「田辺地域の施設は就労支援に力を入れているが、就職先の開拓が課題となっている。障害者を受け入れてくれる一般企業が一つでも増えるよう努力したい」と話した。

 全体研修が9月上旬に和歌山市内であり、その後は同市と田辺市の2会場に分かれて地域研修が開かれた。11日の地域研修には、御坊市以南の障害者授産施設などの施設長、支援員ら14人が参加した。

 厚生労働省の認定を受けてジョブコーチ養成などに取り組むNPO「くらしえん・しごとえん」(静岡県浜松市)の鈴木修さんが講師を務め、就労支援の流れを説明。「どんな仕事がしたいか」「1日何時間働きたいか」「給料はいくらぐらい欲しいか」など「障害者本人の希望から、すべてが始まる」と話した。

 一般就労後、ジョブコーチがいつまで支援を続けるかという点にも触れた。「企業へ障害者を送り出した施設の側は、いつまでも職場へ様子を見に行ってしまうが、そのことを企業側はどう思うか。職場へ行く回数を減らし、食事やスポーツなど別の場所でかかわる形もある」とした。

 最後に「施設から企業への初期のつなぎはもちろん、その先の5年、10年後という『働き続けること』も大事」と強調した。

 職員は研修を通じ、障害者自立支援法に対応する作業所づくりや障害者の権利擁護、家族支援などについても学んだ。

(2008年9月12日 紀伊民報)

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